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NLPプラクティショナーコース

「どこへ向かう?」を整理し、統合するSCOREモデル

前回の続きから)

この2日間は、このアウトカムの森からテーマを選び
社会に実践・実現していくためのに
NLPでも代表的なモデリングを活用し、
ストラテジー(方法)を定着させていくことです。

 

スタートは、
モモという児童文学のストーリーテリングから
始めていきます。

以前からモモという本の存在は聞いていました。

先日、NHKの100分で名著モモを始めてみたとき、
「こんなに時間というものを美しく、
その大切さをしみじみと感じさせる内容だ。」
と感銘を受けました。

背景には、身体を壊したことによって
改めて生きるとは何か?ということを考えていたこともあったからです。

モモ(岩波少年文庫)https://amzn.to/3aKW6Wl
100分で名著 モモ https://amzn.to/36Nr12M

個人的には、100分で名著を読んで、面白い!
と感じたら、岩波の方をご覧いただくと良いかと思います。

 

モモのストーリーの始まりの要約をご紹介すると

 

豊かな時間を過ごしていたモモと仲間たちが、
灰色の男たちの登場によって
生きた時間をどんどん盗まれ
花が枯れるような生き方に変貌していく様子が描かれています。

 

私たちもコロナ禍になり、以前より
時間や何かに追われるような生活をすることは
少なくなったかもしれませんが、
つながりがなくなり、イキイキした体験をすることや
感動することも減ってきています。

お金も時間も幻想と言われています。
そして、こうした幻想に支配されていることに
気づくことから得られるものとは?

時間の本質とは何か、、、豊かさとは、、、

 

SCOREモデルとは

 

いつものパターンを超えていくために
NLPではモデリングを活用したワークはいくつもありますが、

今回は、哲学者アリストテレスをモデリングし、
そこから応用したSCOREモデルというものを紹介しました。

 

簡単にいうと、毎瞬、毎瞬の決断においての
情報の整理や選択肢の検討に役立つスキルです。

コーチングでもよく話されていることですが
現状とアウトカムが確定しないと
GAPを埋めるリソースや行動は効果的なものが出てきません。

SCOREモデルのSCOREとは?。
https://ameblo.jp/nlpleftfield/entry-10912802932.html

 

2つのスペース

まず、「現状」を生み出している「スペース」があります。
これは、「過去の要因」→「現在の結果」です。

これは、記憶に基づいていることもあり
この過去→現在のタイムラインやストーリー(現状の経緯)は
かなり真実味を帯びた枠組み(フレーム)や空間を作り出します。

 

人は、このタイムラインやストーリーの延長線上に
自動的に未来を予測します。

未来を予測できること自体は安心できますが、
「現在の結果」自体が望ましいものでなければ、
このスペースは、「問題」として定義されます。

そのときの予測される未来には
漠然とした不安や恐れを抱きやすくなります。

 

SCOREモデルの良いところは、
「アウトカム」や「影響」となるメタアウトカムや
エコロジーチェックの枠組み(フレーム)が
事前に準備されているため、
「望ましい状態」が必ず定義されることです。

これが2つ目の「スペース」となります。

 

ちなみに、想像力というのは、
いろいろな情報を加工するために
脳は相当なエネルギーを使います。

また、「現状のスペース」の方が、
記憶に基づくため、リアリティの度合いが高く、
その視点や前提で物事を捉えがちになります。
(リアリティが高い≒信頼がおける)

だから、日常の選択では脳はエネルギーを節約するために
「できるだけ、過去の延長線上を生きる選択をしがちだ」
ということは覚えておいて損はないでしょう。

 

NLPでは、いかに
「望ましい状態」の視点や前提にリアリティを持たせるか?
ということにあります。

 

人はどのように知覚していますか?

少し話が変わりますが、
この質問にあなたはどのように答えますか?

「知覚」は、NLPでは1番の基本となる概念です。

 

NLPに思想的に影響を与えた
グレゴリー・ベイトソンという天才がいます。

彼が強調していたのが

「差異」=「違い」です。
(背後にはまた「共通性」も隠れています。)

つまり、「知覚」は「差異」によって起こります。
(「分かる」は「分ける」と言った方もいます)

 

さきほどの2つのスペースである、

・「過去→現状」となる「現状を生み出している空間」
(≒しばしば「問題空間」となる。)と
・「アウトカム→影響」となる「望ましい状態の空間」

という「空間」に「差異」が生まれてきます。

(さらに、”S”、”C”、”O”、”R”、”E”の枠組みを
事前に設定しているため、
より細かな「差異」も作り出せます。)

 

そして、この「空間における差異」によって
「リソース」や「時間」という概念が生まれます。

 

これによって、

・「差異」の大きさが、必要なリソースと時間の大きさを知覚させ

・「差異」の小ささが、必要なリソースと時間の小ささを知覚させます。

 

ここで、「差異」が大きい場合は、
大きな目標も小さな行動にすれば実現できる、
というNLPの前提を活用することができます。

(「大きな目標も小さな行動にすれば実現できる」は
こちらを参照してください。
http://nlpfield.jp/post-1925/

 

また、「差異」を明確にするためには、
比較する情報を明確にする必要があります。
そのためには、アウトカムの情報を詳細にしていく
ことも重要でしょう。

SCOREモデルは、
この差異を明確にすることで、

脳内の情報をフレームで整理し、
ロジカルに結果を作り出すデザインをすることに
大変役立つツールになります。

またフレームを整理する背後では、
生命エネルギーのネガティブな面とポジティブな面を分割して
システムをつくることで、
この2つをつなぐ要素に注意が向くようにしています。

さらに付け加えれば、
この2つをつなぐ要素、つまり、
時間を含むプロセスの質をどのように高められるのか?
という点が、人生の質を高めることにも直結してきます。

 

ここからさらに深めていきましょう。

 

ジョー・ディスペンザ博士によると
一つの空間を消滅させ別の空間に移動することで
「時間」を体験するそうです。

(参照:「超自然になる」https://amzn.to/3pWCsg9

空間の差異を認識することによって「時間」が生まれますが、
「時間」を身体で体験するとき人は、
「空間」はひとつしかないことになります。

たしかに、身体は「現在」にしかありませんからね。

 

意識の体験と身体で実際に体験するというのは、
レイヤー(もしくは次元)が異なるということになります。

レイヤーが異なるというのは、
3次元の球を2次元では円でしか体験できない
ような感覚です。

 

時間の加わる4次元と空間の3次元。

意識体験(内面)⇄実際の体験(外面)

 

ここで、私たちが意識を持ち、
身体を通じて世界に表現するという
『いのち』を得たことの面白みを感じてこないでしょうか?

(次回は、SCOREからアイデンティレベルへ)

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