NLPフィールドでは、社会的なアイデンティティを超えたより大きな自己の存在感や世界との繋がりを感じ、体験していくことを大切にしています。
今回のリミートミー のプログラムは、私たちが提供しているスキルトレーニングのその先を超えたフィールドを一緒に体験できることもあり、共催させてもらいました。
では、今回行われたバリ島でのリトリートをご紹介します。
沐浴から本格的にスタートです。
日本でも神社にお参りするときには禊ぎがありますが、バリ島のヒンドゥー教では、このように行っています。
沐浴は、まさに俗世から心と身体を清め、ある意味様々な「境界」をくぐる儀式のようです。
頭から身体全体に水を被り祈りを捧げることで、これまで眠っていた様々な感性が目覚めていき、
人によっては生と死であったり、
馴染みのあるアイデンティティからの離脱であったり、
ほんと体験に勝るものはありませんが、意識が世界と自らのより深い世界へと足を踏み入れいく感覚が広がります。
このリトリートのテーマは、
「遊びから自らの神聖さに気づく」こと。
次の日は、その
遊びを入り口にしたラフティングでした。
かなり昔の映画ですがディカプリオ主演の「ビーチ」のような、壮大な自然が目の前に展開していきます。
川は大きな波がうねり、同じボートに乗った仲間と小さな力を合わせて舵を切っていきます。
久しぶりにやりましたが、これがめちゃくちゃエキサイティング❗️❗️
漕いでいるときは、自然を感じ日常の様々な思考が沈んでいきます。
その状態は、自らとつながる扉を開いてくれます。
ラフティングから帰ったあとは、自分の思考の先にある感覚を味わうための誰とも話さないサイレントな時間を過ごしていきました。
夜が明けて次の日。
自分の中にある分離した感覚、感情、思考をただただ許し、認め、愛することを実践します。
その感覚と出会えた参加者は、「自分は、こんなものだろう」「自分はこんな人間だ」とこれまで制約し、そこから出ることができない境界をまたげ、涙が溢れて止まらなかったようです。
そして、自分を貫くエネルギーのルートが開いていったあと、この世界に対する祈り、意図や目的を捧げていきます。
ここでまた、バリ島に深く根付いている火と水の儀式を体験しました。
まずは火を通して、世界と自分の相互にある神聖さから祈りと瞑想を行います。
こちらではアグニホートラとも呼ばれ、日本の護摩焚きに似ています。
この日は、バリ島の方も毎月祝う満月というタイミング。
次はウォーターセレモニー。
何も身につけない神聖な身体を通して、魂の浄化を行います。
この2つの儀式で、美しい自然と美しい自分のなかにある、いのちの力が溢れてきます。
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