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NLP辞典

アップタイム

43953644_sアップタイムとは、相手をサポートするために

五感を完全に外部の世界や相手に向けて「今、ここにいる」状態

のことをいいます。

 

この状態になると、視野狭窄にならず、内的な会話もなく、余計な身体的な緊張もないリラックスした状態になります。

そして、相手に対して何の思い込みも持っていません。

また、何の解釈もしようとしませんので、相手からの情報収集を純粋に収集するには最適な状態です。

 

「アップタイム」はもともとは、コンピュータ用語からきました。

外部からデータを入力するという意味があります。

 

反対に、「ダウンタイム」という言葉もあります。

これは、そのデータを内部で処理する状態を表しています。

例えば、昨日食べた晩御飯を思い出してください。

見た目、味、匂い、その時にあった会話、食べた感触など五感を鋭敏に使います。内部に深く入っていく感じがあるでしょうか?

意識が、自分の方向に向いていくことです。NLPではこの状態を「ダウンタイム」と呼びます。

 

 

■具体的な例を挙げてみましょう。

例えば、本を読んでいるとき、始めは内容をしっかり読んでいますが(アップタイム)、急に何かの文字や内容に引っかかって、本は読んでいるのに頭に入っていない状態はありませんか?

おそらく、あなたは何か別のことを考えていたのではないでしょうか?(ダウンタイム)

そうなると、外から必要な情報が入ってこなくなる経験があなたにもありますよね。

日常的には、私たちはこのアップタイムとダウンタイムを交互にしています。

 

 

■トレーニングしていく必要のあるポイントは?

自分がアップタイムになっているのか、ダウンタイムになっているのかに気づく力を養うことです。

そして、アップタイムの状態を意図的につくっていく力を高めることです。

 

ラポールの形成の目的はクライアントさんが、自分と向き合う状態を作ることでした。

言い換えるとクライアントである相手は100%ダウンタイムの状態が必要となるのです。

その技術はラポール形成のところでお話ししました。

ラポール形成についてはこちら:http://nlpfield.jp/post-1932/

 

NLPプラクティショナーはラポール形成のスタートのプロセスからアップタイムの状態を保ちながら支援していきます。

NLPプラクティショナーがアップタイムの状態になると、相手との無意識レベルの交流が起こりやすくなります。

お互いの気づかないしぐさなども、キャッチできるようになるからです。

つまり、相手からの純粋な情報を受け入れることができるようになります。

 

それと同時に、自分自身の無意識も活性化してきます。

相手の言語、非言語情報から無意識で受け取り構成されたものが自分の意識にあがりやすくなるからです。

俗にいう直感を創り出しやすい状態になります。

 

これは、武道をやるときに生まれてくる状態と似ています。

相手と向かい合ったら、自分の動きを考えたり自問自答することはありません。

実際に相手の動きに合わせながら、自分が何をしようかと創り出していくものです。

これはまた、対人関係に限らず自分が新しい環境や状況に入ったときに速やかに調和をとっていったり、学習したりすることにも効果を発揮します。

 

 

■具体的な方法は?

アップタイムを創り出しやすい状態には、次のようなものがあります。

(1)周辺視野を使う。(焦点を定めない、ソフトフォーカス)

自分の視野を広げていきます。

そして、何かを見ようとするのではなく、目に入るものを受け取る感覚です。

 

(2)外部の音に焦点をあてる。ただ、聞こえるに任せる。

こちらも水平線の先まで音を聴くように意識を広げていきます。

こちらから聞きにいくのではなく、耳に入るものを受け取る感覚です。

 

(3)心理的にリラックスしている。

緊張していると身体が堅くなり、自分の内側や外側に生じていることを

感じにくくなります。

程よくリラックスして、自分の内側と外側を同時に感じてみます。

 

自然の中を歩きながら試してみることをお勧めします。

また、実際のNLPプラクティショナーコースでは、普通の状態とアップタイムの状態が明確に分かる体験ができます。

特に、相手があなたに対して異なる意見を発したときに自分を守ろうとするのではなくアップタイム状態でいることができれば、あなたにとってどんな可能性が開けてくるでしょうか?

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