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NLP協会とは、NLP創始者のひとり、リチャード・バンドラーによって設立された協会です。プラクティショナーコース受講後、さらに学びたい方には、マスタープラクティショナーコースと門戸が開かれています。

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参加者の声 CASE4 「コーチ」

お名前 :吉田末利花さん (記入日:2010年2月16日)

PART1 「あなたのこれまでのご活躍について」

1)NLPを学ぶ前のマリカさんのことを教えてください。

画像 コーチとして活動しており、2008年に米国CTI認定プロフェッショナルコーチ(CPCC)の資格を取得しました。私はもともと高齢者の施設で相談業務をしていたのですが、ある研修の中でコーチングをやっている人と出会い、“相手の中に答えがある”というコーチングの考え方に共感をし、コーチングを学び始めました。

  CPCCの資格試験を受けるまでの過程では、それまでにないくらい自分と深く向き合い、コーチングと向き合った時間でした。その中でコーチングは、スキルはあって当たり前で、それ以上に大切なことは、全身全霊でその人の心の声を聴くことだ、ということが腹に落ちました。最初は「相談業務に役立てれば」と思って始めたコーチングでしたが、いつしかコーチとしてやっていきたいという思いがどんどん強くなり、大好きなコーチングの仕事をしています。

2)NLPは、どうして学ぼうと思われたんですか?

 私はコーチングが本当に好きで、人にコーチングをするときも、また自分が受ける時も、深い学びや感動があります。ただ、以前の私にはコーアクティブ・コーチングがどうしてこんなに有効なのか、十分に説明することはできませんでした。例えば、どうしてコーチングの中で少し身体を使うと、心の深いところとつながりやすいのかとか、経験として知ってはいたけど、客観的な説明ができなかったんです。良いものだとわかりつつも、どこかで確実なものを握っていない感じがしていました。

  そのため以前は、特に初めての方にコーチングをするサンプルセッションでは100%の力を出せていない感じがしました。コーアクティブ・コーチングのアプローチの仕方が、その人に合っているのかどうなのか、手探りの状態で挑んでいたからです。そのあたり、NLPを学べば何かヒントが得られるんじゃないか、という想いがどこかでありました。

  そんなときに、CTIで知り合った友人が、NLPのスキルを提供してくれたんです。以前に合ったときよりも友人の声が、さらにしっかりしていていい感じだったので、誰に習っているの? と聞くと、「酒井さんもCTIで学んでいるから、学びに行ったら共通することも多いし、分かりやすいと思うよ」と話してくれました。それで、直感的になんか良いかもと感じたので、NLP1dayレッスンに参加することにしました。

  参加して脳の構造を聴いたとたんに、身体と感情の関係性がわかって、なるほどっていう感じがあったんです。それ以外にも、酒井さんが初めての人に誤解なく丁寧にわかりやすく説明していた姿勢も良かったですし、聴く話が目から鱗ということが多くて、NLPもスキルじゃない、「何のためにやるかが大切」ということをとても大事にしている感じがしました。

  NLP1dayに出ただけでも、私のサンプルセッションには違いが出てきました。「初めての人」にも迷わず100%の力でコーチングをすることができるようになりました。 そして、プラクティショナーコースに行くことを決めました。それは、コーチングが幅広いものになるし、自分の可能性も広がるように思えたからです。コーチングとは違う側面から同じエッセンスを感じて、確固たるものにしていく感じがありました。
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PART2 「NLP受講したときの成長や学びについて」

1)NLPのコースでは、どんなことを学びましたか?

 10日間はとても面白かったですね。たくさんのスキルや背景に加えて、マスタープラクティショナーレベルのことも体験できて、毎回充実していました。特に、ニューロロジカルレベルの実習はインパクトがありました。コースの中で、理論として、ジェームス・ラブロック博士の「ガイア」の考え方を紹介してもらいNLPにおける「スピリチュアル」の理解もたやすくなりました。実際、実習を体験して、コーチングで自分が学んだ存在意義の先も体験することができましたが、本当に言葉にしたがい素敵な体験でした。

  それから、少し不思議なことが起こりました。初めての方向けにコーチング体験会を企画していたときです。チラシを路上で配ることにしましたが、世の中にはまだコーチングを知らない人がたくさんいますよね、路上でチラシを配るという行為も初めての体験だったので、「人からどう思われるだろう」という思いもありました。

  しかし、このニューロロジカルレベルを体験し終えてからは、「知らない人に伝えていく」ということを考えたときに何の負担も感じないし、「これを伝えていくのが当たり前なんだ」という感覚があったんです。コーチングの時には大きな自分とつながった時は、何か「これをやっていくんだ」、という力強さがあったんですが、今回は、楽に前に進めた……というか、これをやるのが当たり前という感覚が自然に生まれてきたんです。

  実際にチラシを配りに家を出たシーンを今でも覚えています。すごく嬉しい気持ちと、ありがたいという感謝の気持ちがあり、同時に、浮かれているわけでもなく、とても落ち着いている。そんな感じでした。本当に、“がんばらなくっちゃ”というのは全くなく、何の負荷も感じずに、むしろ背中を押されているような感覚でした。内側からの自然な感覚でした。これが、NLPの変化かと思いました。

■コースの中で、お父さんとの関わりは本当に素敵でしたね。


画像 私は昨年、結婚を機に実家を出て関東に移ったのですが、父はその頃から体調があまり良くなかったんですね。しばらくして、父は安心するためにと人間ドックを受けに行ったんですが、数値的にはものすごく深刻な状況ではなかったものの、いろんな病気の可能性が書かれていました。それが相当ショックだったみたいで、余計に落ち込んでしまったんです。 父がすごく落ち込んでいる時期と、NLPが始まった時期が重なっていました。

  NLPの1週目にラポールについて学び、コーチングでもやっていましたが、ひとつひとつさらに丁寧にやっていく感じがありました。その後、父に電話をしたんですが、病気の話をする父に対して以前なら慰めたり、アドバイスをしたりしていたのですが、そのときは違いました。“今はこんな状態だけれども父の素晴らしさに何一つ変わりはない”、ということを心底感じながら話を聴いている自分がいました。

  しかし、その後も父の頭からは病気のことが離れずに、電話で話す内容のほとんどは病気のこという日が続きました。ネガティブなスパイラルに入っているような感じでした。そんなとき、自分史を作ることが流行っていると人から聞き、そしてちょうどNLPでリソースの概念を学んでいたので、父が昔から物を書くのが得意だったというのを思い出して、これはリソースになるかもと思いました。

  ある日電話したときに、父が「手がピリピリしびれる」という話をしていたので、 「じっとしていて、ピリピリしていると思っていたら、どんどんピリピリしてくるよ。そこに意識を向けずに、他のことをやってみたら」と話したんです。 「そうやな、でも、そうは言ってもな」と初めは本気で考えていなかったんですが、「最近、自分史がはやっているみたいだから書いてみたらどう?」と尋ねてみました。

  最初は、「だめだめ、そんな昔の(良い)ことを思い出して書いていたら、今の自分が余計に悲しくなる」とか言っていました。そこで、ちょっと思い切って、「じゃあ今週中にA4で8枚書いて送って下さい(^^)」と伝えてみたんです。 父は、「エーッ!」とびっくりしてました。ただ、嫌な声ではなかった。 「無理、無理」と言うので、「じゃぁ、5枚でもいいよ」って言ってから、「やる、やらないはお父さんの自由だから」と伝えたんです。「そんなこと言っても、絶対やらへんで」と最後まで言って、父は電話を切りました。

  その三日後、父から電話がかかってきました。
  「例の件だけど、小学校4年生まで書いたから読んでみて、メールで送ったから。」
 電話を切ってPCを開いてみると、A4でびっしり11枚も書いてあったんです。 そこには父の昔のことや、家族のことや、今まで聞いたことのない話がたくさん書いてありました。読んでいて涙があふれてきました。始めは、物を書くことで、痛みを忘れてくれればと思っていたのですが、父は書いているうちに、亡くなった自分の父(祖父)がかけてくれた言葉だとか、自分の兄や姉が助けくれたことや先生の温かい関わりなどをひとつひとつ思い出していったようでした。

  そんな父を見て、生きてきた人生のリソース(資源や宝物)とつながっている感じがしたんです。私はそこまで意図はしていなかったのですが、父の中でいろんなことが起きている感じがしました。父にとっては自分史を描くことが“タイムライン”になっていたんですね。 その後は本格的に取り組み始め、自分が書いていることの裏を取るために、学生時代の友人に、自分たちがどんな風に知りあって仲良くなったのかを電話で確認したり、退職した会社に連絡を取ったり、家族の年表もつくったり、母には、絵が得意だから挿絵をかいてもらおうかとか……。本当に大きな変化になりました。

  父はものごとをやり始めるととことんやる人なんです。そして書くのが得意ということもあって、ペースも速い。書き始めてから2カ月の時点でA4で70枚を超えていました。書いているうちに次から次へと色んなエピソードを思い出すみたいです。 それからは電話の内容も変わりました。これまで95%くらい病気の話をしていたのが、95%は自分史の話や今日はこんなことがあったとかということが中心になって、5%ぐらいが病気の話になったんですね。逆転したんですよ。 父が書く自分史は、私や兄にとってすばらしい宝物になると思っています。つまり、私たちが生きていく上での大切なリソースにもなると。

  こうして、振り返ってみると、近くにいるときは近すぎてわからなかったことも、離れていることでわかり合えることもありますね。


3)NLPプラクティショナーを終えて、日常はどう変わりましたか?


 コーチングは、身体で覚えるという感じだったのですが、NLPではより体系的に学ぶことができました。おかげで今度はシステムや構造を理解しながら、人の心理だとか、心の構造なども理解しながら人と関われるようになりました。

  言葉を聴くときも、省略、一般化、歪曲が理解できたので、相手の話の中にある一般化や、歪曲等に気づくようになり、より客観的に見れるようになりました。自分自身の頭の中の考えに対しても、「今、私歪曲したなぁ」などと気づけるようになりましたね(笑) 。

4)マリカさんのこれからの未来について、教えてください。


 コーチとしてさらに大きな自分を目指したいですね。コーチングをしているときに、その人が大切にしているものとつながった時は、本当に美しいし、力強い……。鳥肌が立つような想いがします。自分がやりたいことを決めた時の人の強さは、すごいですよね。だからこれからも自分のコーチングの幅を広げることは続けたいです。NLPで学んだことも活かしていきたいですね。

画像  2つめは、コーチングを知らない人向けの体験会を継続して開催していきたいです。それは、色んな人にコーチングや、こんなコミュニケーションがあることを知って欲しいからです。特に、仕事や生活、家族のために一生懸命な人の中には、自分を見つめる時間がなくて、やらなければいけないことを優先しているうちに、実は自分が本当は何をやりたいのかよく分からないという人、たくさんいると思うんです。「本当は何やりたいの?」「本当はどうありたいの?」と尋ねられても、「わからない」という人、結構います。でも本当は、自分の内面を見ていきさえすれば、答えは必ずあるんですよね。見つかることさえも知らない人たちが結構いると思います。自分が本当は何を大切にしたいのか、どうありたいのかを知っていく過程はとても楽しいものなので、その楽しさを体験会で感じてほしいです。

  3つめは、福祉関係でコーチングを広げていきたいです。以前、働いていたからわかるんですが、離職率がとても高いんですね。初めは“人のためになりたい”とか“笑顔がみたい”とか、温かくて優しい思いを持って入職してくる人が多いんです。でも福祉現場の厳しい現状を知ると、「こんなところだったのか」とあきらめて去っていく人が後を絶ちません。その中で、一つの重要なカギになるのが、福祉の現場で働く人同士の人間関係です。お互いが、相手のいいところや存在を本当の意味で認め合えることが大切だと思います。それぞれの価値観を心から認め合える関係、そこにしかないつながりを創っていけたら、個人としてもチームとしてもさらに大きな力になると思うんです。そして、そうした「相手を心から認める」関わりは、利用者の方々にも必ず向かい広がっていくと思います。人生の最後の時期に、周りの人から本当に認められる環境にいるというのは幸せだと思うんです。そうしたコミュニケーションをコーチングを通じ広めていきたいですね。

  最後は、夫と一緒にやっているドラムサークルです。今は、地域で定期的に開催することに力を入れています。彼が地域のコミュニティに思い入れがあるので、子どもからお年寄りまでつながりを感じながら楽しめるようにしていきたいですね。そこを土台にして、できるだけいろんな場で開催したいです。

5)これからNLPを学ぶ人にメッセージをお願いします。


 コーチングをしている人、特にCTIを学んでいる人にはお勧めしたいですね。コーチングは、良いものと分かっていても、みんなに通じるものなのかというところで悩んでいる人もいると思います。NLPを学べば、なんとなくぼんやりしているところや分からないところがすっきりするし、自分たちがやっていることにさらに自信が持てるよ、と伝えたいですね。横糸と縦糸がしっかりとして編み目がより強くなる感じですね。

  私自身、前は初めての人にはどこか100%では関われなかったのが、今は最初から100%の力でコーチングをすることができるようになったし、尋ねられても自信をもって答えられるようになりました。クライアントさんにとっても理論的背景を聴くことでより自分の変化に自信をもてるようになると思います。もし、あなたも今より確信をもって幅広い自分で人をサポートすることに関心があれば、ぜひNLPを学んでみてください。

 ◆Feelcore コーチング&ドラムサークル: http://feelcore.club.officelive.com/default.aspx
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