参加者の声 CASE2 「支援職」
お名前 : 菊池優子さん(記入日:2010年1月1日)
今回は北海道在住で、QOLにかかわる健康相談業務に従事している菊池優子さんです。彼女は、支援職や周りをサポートしていきたいと願っている人に向けて、支援の引き出しを増やしてほしいという熱い想いから、NLPフィールドにご依頼があり、北海道でNLPプラクティショナーコースを連続開催することになりました。
また、菊池優子さんは、セミナー主催者と同時にご自身も参加者の一員としてNLPを学びました。菊池優子さんは、コース参加者自身の変化とともに、参加者のみなさんの仕事への効果、家族や職場など周囲への影響の広がりを感じているそうです。
そして、参加者の「現場でもっと使えるようになりたいという」という強い声に答え、全支援職や人をサポートしたい思いがある方を対象としたマスターコースを北海道で開催することに決定しました。
そんな菊池優子さんに、NLPとの出逢いや、実践NLP活用効果まで語ってもらいます。
PART1 「あなたのこれまでのご活躍について」
1)NLPの動機と出会いは?
私は、QOL*にかかわる健康相談業務に従事しています。 その中で、知識や情報提供、コーチングなどを使った相談に限界を感じ、どうやったら生き方を考える中で健康を取り入れてもらえるのか、どうやったら相手にとってよい相談になるか日々試行錯誤でした。そんな時にNLPがあることを知りました。 相談者の中には、様々な理由で必ずしも健康が優先でない方もたくさんいらっしゃいます。そういう時にNLPを使った相談が有効ではないかと思ったのです。 でも、本を読んでみても、さっぱり使い方がわからなかったのです。また、書いてあることが良いことばかりで、こんなにうまい話しはないとも思っていました。 だからこそ、講師自らが教えていることを実践し、メリットもデメリットもきちんと説明できるような信頼できる講師を探したいと思っていました。
*QOL:クオリティ・オブ・ライフ Quality of Lifeの略語。一般に人生における生活の質。人がどれだけ人間らしい望み通りの生活を送ることが出来ているかを計るための尺度としての概念。
2)NLPフィールドの北海道開催には、どんな想いがあったんですか?
酒井講師とは5年前に研修で出会いました。何回か酒井講師の研修を受講しているうちに、参加者に対して「ありのままの状態」にいつもOKをだしているスタンスや、酒井講師自身常に学び続けそれを周りに還元している姿勢などをみて、教えていることと生き方や人との関わり方が一致した感じがしました。
教え方が大変わかりやすく理論を明確に伝えていることもあり、プラクティショナーコースを始めたということを聞いて、ぜひ北海道でやって欲しいと思いました。開催にあたっては、私の仕事柄もあり支援職や周りをサポートしたいと思っている方に呼びかけました。それは私の関係業務においても、生活に支障がでるアディクションやメンタルの疾患、家族機能不全などを背景に抱えている方の相談が増えてきたからです。
私の知っている限りでも、そういった方を支援する時に、支援する側の軸がぶれると、相手の依存心を強くし、他責になることを強化し、そのことで支援する側も過大なストレスを受け、双方にとってよくないのではないかと思ったからです。支援する側が、相談相手の状況に、自分が反応してしまう事柄を知り、その対処方法を身につけられれば、相手との境界線もきちんとひき、巻き込まれずに相手に寄り添ったサポートができるのではないかと思いました。
また、様々な方と接する機会の多い支援職にとって、相手の可能性を広げる視点をもてるようになることが、支援の幅を広げるのではないかと思い、NLPコースの開催を決意し、同時に自分も受講生として学んでいくことにしました。
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PART2 「NLP受講したときの成長や学びについて」
1)コースで一番良かったことは何でしたか?
「肯定的な意図」と「ミルトンモデル」です。「肯定的な意図」は、コーチングでいうニーズのイメージもあったのですが、実際に自分が体験してみると、もっと深いところ、それこそ意識していなかった思いがわき上がってきて、頭で考えるより先に体が反応しているのがよくわかりました。ダメだししていた行動にどんな意図があったのか、自分を守っていた行動だったのがわかると、その行動への罪悪感が消えて、ニュートラルな感覚で行動を決める自分がいました。
その体験前から、疾病を抱えながらリストカットをしている女性の育児支援をしていたのですが、カウンセリングや育児サポートにつなげようと行動にフォーカスした支援になっていました。肯定的な意図を学んで「リストカットする意図はなんだろう?」とふと思い、十分ラポールはとれていたので、思いきって聞いてみました。
「リストカットすることで、どんなことを手に入れているの?」
するといくつか答えが返ってきて、最終的に「夫の愛を得たい。子どもより自分をみて欲しい。」と思っていることに彼女自身が気づいたんです。 本人がこれまで気づかないことに自分で気づいた。 そうしたら、何度相談にのっても変わらなかったのに、自分の肯定的な意図を見つけてから、切ることが減った。
もし、私から「夫に愛されたいんじゃないの?」と言ったとしたら、受け入れなかったかもしれません。夫の悪口や不満がとても多かったので。 「言われて変わった」「無理やり変えた」のではなく、自分が気づいて、自分の意志で変わったというのが、本当にすごいなと思いました。
正直なところ、彼女はこのまま変わらないんじゃないかと思っていました。幸せになるより不幸でいる方が安心なのかなと思う位ネガティブな選択を繰り返して、思い通りにいかないとリストカットを繰り返していましたし。 人はどんな状況であっても変わる可能性があると思った出来事でした。
また、「ミルトンモデル」は、実は、操作性の強いイメージがあって抵抗がかなりありました。抵抗をもちながらも、NLPの前提で、苦手なこともリソースに変わると学んだこともあり、チャレンジしてみて使ってみたのですが、使っているうちに気がついたことがありました。
「より良く生きてほしい」という前提を持ってミルトンを使った時には、誘導ではなく、相手が自分の中からみつけて応えてくれたんです。行動として「やる」「やらない」は私の思いとは反したこともありましたが、「やらない」ことでも自分で気づいて決めたことは、行動も感情も責任を自分でひきよせていました。こちらも相手に寄り添いながら、必要な知識や情報は伝えていくことで、健康行動が継続しなかった方が、時間はかかりながらも体重の自己管理がうまくいくようになったなど、嬉しいお話も聞けました。
逆に、私が望む答えにし向けようと質問すると相手は応えてくれませんでした。なんとか痩せさせようと「こんな生活続けていたら病気になるので、痩せようね!」を非言語でだしつつのミルトンモデルの質問は、「わかりました。やります。」とその場だけうまく答えてはくれるものの、健康行動にはつながりにくかったです。
私が、痩せさせようとするとやはりやらない。こちらが、関わる時の姿勢やスタンスをしっかりもっていければ、相手も自分なりに意味づけをして考えてくれる。これは2期生が例えていたんですがスキルは包丁と同じで、使い手次第で凶器にもなるし、おいしい料理をつくる道具にもなる。自分で考えて、決めて、そして行動を選ぶ、ということに寄り添えた時、受講してよかったなと思いました。
2)終わってみて、NLPはあなたにとってどんなコースでしたか?
受講生としての感想としては、人や出来事に対しての感じ方、考え方が変化することで、ストレスコントロールなど自己管理が前より上手になったと思います。 私の反応が変化することで相手の反応も変わり信頼関係をつくることが以前よりスムーズにいくようになり、関わり方のスキルをたくさん学べたことで支援の切り口が増えたコースでした。
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PART3 「トレーニング修了後のあなたについて」
1)コース終了後の変化にはどんなものがありましたか?
大きな成果として、相談業務で質問の構造が変わりました。NLPを受けたことで、今までに他で学んできたことが融合して実践できるようになってきたと思いました。点と点で知っていることが、NLPを知って面でつながっていく感じでした。
これは私を含め1期生からでた感想でもあるのですが、信頼関係が短期間で結びやすくなり、相談時間も短縮し、行動につながりにくい相手に対しての関わり方のバリエーションが増えたと感じています。うまくいかなかったことにフォーカスしすぎずに、話を聴けるようになったのも良かったと思います。
2)北海道で2回目の開催に向けて、どんな想いがあなたを支えていましたか?
ひとつは、たくさんの支援職や周りをサポートしたい人が、NLPを学ぶことで、相手の生き方を尊重した支援をできるようになるコツをつかんで欲しいという想いです。 ふたつ目は、現場でもっと使えるようになりたいという声が1期生には強くありましたので、再学習する場を作りたいという想い。このふたつが支えでした。3)2回目の受講生は、あなたからみてどんな風に成長されましたか?
スポンサーシップメッセージが常にあふれて、それぞれの成長をサポートしあっていたと思います。あたたかな、安心・安全に学べる場を全員で作りあげ、ありのままの自分自身を認めながら、学びを深めていたように感じました。参加者自身の変化はもちろん、参加者のみなさん達の家族や職場など周囲への影響も広がっていたように感じます。4)これから北海道でNLPプラクティショナーコースを受けるのを考えている人への メッセージをお願いします。
人と関わる時の視点がとても広がります。特に、支援職や周りをサポートしていきたいと願っている人には、支援の引き出しが格段に増えます。相手に必要と思う情報やサポートであっても、相手がそのことを受け取れる状況になければ支援する側が一方通行になりがちです。NLPは、いいことだけではない自分の気持ちも含めて、自分の思いを正直に伝えてもいいという信頼関係を作り、相手がより理解しやすい、受け取りやすい方法で伝えることで、相手が自分自身の深いところで自分の生き方を決めていけるような、そんな寄り添った支援ができるコツをつかんでいけると思います。
感情的になりがち、拒絶反応や依存が強いなど、易しくないケースであればあるほど悩むと思いますが、その解決の糸口が必ず見つかるヒントもたくさん盛り込まれているコースだと思います。そして、参加者のリクエストに応じて提供することを加えていくなど参加者と一緒につくりあげていくオーダーメードのコースでもあります。
自分のためにもあなたの周りにいるたくさんの方のためにも、ぜひNLPを活用して支援の幅を広げに来てください。






